「聞く」を、設計する。
アンケートには、目的があります。
ayumiは、単なる集計やフォーム作成ではなく、"なぜ聞くのか""誰に聞くのか"を科学的に設計します。
調査設計
誰に・何を・いつ・どれくらい聞くのか
アンケート調査の設計では、まず「誰に」「何を」「いつ」「どれくらい」聞くのかを明確に定めます。
たとえば、「首都圏在住の20〜30代社会人」を対象に、「お酒の購買行動」や「小口配送サービスの利用意向」を尋ねる、などといったように、対象者と質問テーマを具体化します。
さらに、調査の実施時期（例：繁忙期前後など季節要因を考慮）や、回答者数・サンプルサイズ（例：300サンプル以上で統計的に有意な傾向を把握）を決めます。
仮説をもとに調査構造を設計
調査は「なんとなく質問を並べる」ものではなく、仮説をもとに構造的に設計します。
たとえば、「配達の速さよりも柔軟な受け取り方法が満足度に影響しているのではないか」という仮説を立てたうえで、それを検証できるように質問を組み立てます。
質問は、属性（性別・年代など）→現状行動→意識・満足度→意向・改善要望といったように、論理的な順序で配置し、回答者が自然に答えられる流れを作ります。
データの裏付けから次の一手を導く
得られたデータを単なる数字として終わらせず、事業や施策の「次の一手」を導く根拠として活用します。
たとえば、アンケート結果から「平日夜の受け取り希望が多い」と分かれば、配送スケジュールの見直しや夜間便の拡充を検討できます。
こうした設計・分析の一貫性が、「感覚ではなくデータに基づく意思決定」を支える基盤になります。
活用領域
データから課題を発見し、改善へつなげる
商品・サービス改善
利用者の声を定量的に把握することで、機能・価格・デザインなどの改善ポイントを明確にします。 たとえば、「購入理由」や「離脱理由」を数値で捉えることで、開発チームがどこを優先的に改良すべきかを判断できます。 結果として、顧客ニーズに合致した商品開発・サービス改善が可能になります。
顧客満足度・不満点の抽出
顧客満足度調査を通じて、利用体験の良し悪しを定量化します。 NPS（ネット・プロモーター・スコア）などの指標を用いれば、顧客のロイヤルティを可視化し、 不満の多いポイントを早期に発見・改善できます。 継続的に実施することで、顧客との関係性を深めるサイクルを構築できます。
広告施策のA/Bテスト検証
広告やLPの訴求案を複数提示し、どのメッセージが最も響くかをデータで検証します。 クリック率・印象評価・購買意欲などの指標を組み合わせることで、 感覚ではなくエビデンスに基づいたクリエイティブ最適化が可能になります。 新規キャンペーン設計時の仮説づくりにも活用できます。
UI/UXリサーチ・市場調査
Webサイトやアプリの操作体験をユーザー視点で分析し、UI/UXの改善余地を明らかにします。 加えて、競合比較や市場全体のトレンドを把握することで、 新サービス立ち上げやブランド戦略の方向性を定量的に検討できます。 ユーザーの行動データと組み合わせれば、より精度の高い意思決定が可能です。
ツール・手法
目的・ターゲットに応じて最適な調査設計を実施
会場調査・オンライン調査
調査対象や目的に合わせて、リアル（会場）とオンラインの両面からデータを収集します。 会場調査では、試飲・試食・製品体験などの実物評価や行動観察が可能です。 一方、オンライン調査では、Googleフォームやモニター配信などを活用し、 短期間で大規模なサンプル収集ができます。 両者を組み合わせることで、質と量を両立した多角的な分析が可能になります。
Googleフォームのプロ設計・分析運用
Googleフォームを活用した調査を、プロフェッショナルな視点で設計・運用します。 質問構成・分岐ロジック・回答導線を最適化し、離脱を防ぎつつ回答精度を高めるフォームを作成。 さらに、回答結果は自動でスプレッドシートやダッシュボードに連携し、 分析レポートや可視化グラフとしてすぐに活用できます。 「コストを抑えつつ高品質なリサーチを行いたい」企業様に最適です。
スピードと精度を両立するリサーチオペレーション
当社では、調査設計からデータクリーニング・集計・分析までを一気通貫で対応します。 クラウドツールや自動化スクリプトを活用することで、短納期でも高精度な結果を実現。 また、回答傾向の異常値検出や属性別の再配分など、 統計的な品質管理プロセスを取り入れています。 「スピード重視」「精度重視」いずれのニーズにも柔軟に対応可能です。
🔍 アンケートの流れ
ヒアリング＆調査設計
"聞く前に、何を明らかにしたいか"を整理します。
ayumiはまず、お客様の課題や目的を丁寧にヒアリング。
「どんな情報を得たいのか」「結果をどう活かしたいのか」を一緒に言語化し、調査のゴールを設定します。
対象者やサンプル数などの条件も明確にし、信頼できるデータを得るための調査設計を行います。
調査票（アンケート）作成
"答えやすい設計"が、良い結果をつくります。
目的に沿った設問設計を行い、回答者の心理に寄り添った構成に。
大きな質問から小さな質問へ、流れるように回答できるストーリーを作ります。
専門のリサーチャーが、わかりやすく答えやすい質問を設計。回答率の高いアンケートを実現します。
集計＆報告書作成・報告会
"データを、次のアクションにつなげる"。
回収したデータは、ExcelやGoogleスプレッドシートなどご希望の形式で丁寧に集計・分析。
結果を分かりやすくまとめた報告書を作成し、オンラインまたは対面での報告会でご説明します。
数字の背景までしっかり読み解き、次に活かすヒントをご提案します。
スピード × ロジック × 信頼性。
オンラインリサーチのプロフェッショナルとして、
「小回りが利く体制」と「法人ならではの安心感」で成果を形にします。